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アマゾンの秘境に実るペルー・アチャマル村のコーヒー豆を『超高圧熟成』
プロが驚く、酸味と甘みのバランスを創り出します。
伝統栽培の手摘みコーヒーをさらに美味しく
超高圧熟成珈琲とは
ペルー・アチャマル村で栽培されたコーヒーは農薬を一切使用しないオーガニック栽培で完熟豆だけを手摘みしています。その生豆を直輸入し、独自の技術で『超高圧熟成』させました。
深海1万メートル相当の水圧による圧力をかけることで、素材の持つ上品な甘み、香り、コクを活かしつつ、さらに雑味のないまろやかで香り豊かなコーヒーに昇華しています。
手軽に飲めるドリップパックから、お好きな焙煎が楽しめる熟成生豆、さらにお持ちの生豆の超高圧熟成加工をご依頼いただくことも可能です。
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「超高圧」は自然界にある地球の恵み
超高圧加工でできる素材の加工
食品の超高圧加工( High Pressure Processing (HPP))は、従来の加熱処理に代わる加工方法として、近年世界で注目され、実用化されている技術です。 世界で一番深いとされる深海1万メートルのマリアナ海溝の水圧に相当しているのが100MPa(メガパスカル)。 私達の超高圧技術ではさらに高い600MPaでの様々な素材の加工も可能です。 超高圧加工の中には「腐敗させないで熟成させる」効果があり、菌を抑えながら旨味を引き出すという安心製法です。
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~超高圧加工するにあたり~ ペルーのコーヒーに焦点をあてたワケ
たった一人の日本人がペルーの人々と共にコーヒー栽培!
困難を乗り越えてオーガニック珈琲を世界に広める熱い想い。
南米・ペルー北部のアマゾン・ジャングルに面した辺境の地、アチャマル村で、地元の経済的自立とコーヒー産業の発展に尽力する日本人生産者が髙橋克彦氏。
ペルーは南米第3のコーヒー生産国。中でもアチャマル村を擁する北部は質の高いコーヒー豆の生産で近年、主にヨーロッパから注目されています。
アチャマル村は首都リマからアンデス山脈を越えバスに揺られて30時間弱のウァヤバンバ渓谷に位置し、人口300人程の自給自足に近い村。つい2009年までは電気も通っていなかった未開の地域です。
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なぜ、髙橋さんは秘境の地に?
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髙橋さんは、前職の同僚のぺルー人の誘いでリマを訪れた際に出会ったアチャマル村出身の女性と結婚。2002年、妻の実家であるアチャマル村を訪れその暮らしぶりを見て妻の家族や地域の為に働きたいという強い想いに。
2007年に日本の会社を辞職して家族でアチャマル村に渡りコーヒー豆の生産者、仲買人として未経験の道を歩み出した
のです。
コーヒー畑 全滅の危機を乗り越え「ゲイシャ種」で再起!
2008年から畑を購入しコーヒーの栽培を開始したが、2012~2013年に中南米を広く襲ったさび病の大流行で髙橋さんの農園でも2,500本のコーヒーの樹が全滅。初の収穫を目前にした災害にめげそうになりながらもコーヒー栽培への強い想いは曲げずすぐに新たな栽培に挑みます。注目したのが2007年に国際品評会で世界最高の落札価格を得たパナマのゲイシャ種。デリケートで手のかかる品種ですが、香りが高く個性が強いことと、手摘みの自然栽培だからこそ高品質なゲイシャを育てることが出来ると髙橋さんは評価し、当時ペルーでは珍しいゲイシャ種の栽培に挑戦されました。 2017年の初出荷を経て現在は2,500本を栽培中で今のところ、日本だけの輸出。マクアケでの特別企画も髙橋さんから直輸入の希少な豆でお届けできる企画です。

※さび病とはコーヒーの木の葉に斑点を付け光合成を妨げて木を枯らす伝染病。気候変動による雨量の増加が原因と言われている。
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近隣との生産者組合「APRYSA」も立ち上げる。
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コーヒー畑の被害に遭ったのはアチャマル村の近隣農家も同様。そこで髙橋さんは共に立ち上がる為にゲイシャの栽培以外に、生産者組合APRYSA(アプリッサ)を2014年に15名で立ち上げ代表者となります。2020年には250農家まで増え常時8人の若者の雇用を創出。全員がカッピング技術を身に付け農家にフィードバックする事で品質 向上に繋げたり、価格の安定化、共同での認証取得等を行っています。
また、髙橋さんは日本でのペルーコーヒーの反応を彼らに伝え、市場に合ったコーヒー豆の提供も心掛けています。
生産者が自助努力で良質なコーヒーを栽培する事で、持続可能な社会を構築し発展させて行くことを目指しています。
ペルー・アチャマル村の高品質なコーヒーを世界に広めるために
コーヒー生産者の意識アップに注力!
アプリッサでは独自の基準で生豆をランク付けしており、最良のAと普通のBとを海外に輸出しています。
A品質に近づくよう、またクレームゼロを目指すべく日本の会社で培った品質管理や生産性向上の技術を活かした指導を行った結果、苦情がゼロに。
輸出の殆どは欧米向けですがコンテナ1台限りが日本向け。今後、日本への出荷が増えますように…。
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ペルーの秘境・アチャマル村コーヒーの特長
  • 1太古からコーヒーに適した肥沃な土壌と気候条件に恵まれている。 標高 1,700m、熱帯霧雨林、朝晩の気温差大。
  • 2小規模生産者が多く昔ながらの栽培方法を守り管理が行き届いており 「量より質」の向上を目指した豆作りをしている。
  • 3ジャングルの植物に庇護された理想的な木陰栽培
  • 4オーガニック認証(有機JAS)、フェアトレード認証(2014年取得)。 レインフォレスト認証、グッドインサイド認証。
  • 5すべての実を手摘みするため、熟したものだけでの高品質な豆で揃える事ができる。 ※1本の木からは3~4回の手摘みが必要
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秘境の地で頑張る髙橋さんの志を 我々の技術で応援できないか?
アチャマル村コーヒーと日本の超高圧技術との出逢い
グループ会社・株式会社東洋高圧 会長の野口賢二郎がペルー日系人協会での技術紹介で訪問したのが2010年。その後も南米資源国BOPビジネス技術に関する調査研究にてペルーを訪問。
その間、元天野博物館事務局長・阪根博氏の紹介で髙橋克彦氏と複数回お会いする中でアチャマル村の発展のため、コーヒーの生産を通して尽力されている髙橋さんの想いとコーヒーの美味しさに感銘し、このコーヒーを私たちの独自技術である『超高圧熟成』加工をすることで、さらに面白いものになると確信しました。
実際、グループ会社・㈱超臨界技術研究所により研究を重ね、原種に近いティピカ種に超高圧をかけると熟成度が増し、総ポリフェノール量も上がってまろやかで雑味のないおいしいコーヒーに昇華させることに成功しました。


今回は、新たに「ゲイシャ種」も加わった中で、超高圧技術での付加価値をプラスし、髙橋さんの希少なコーヒーを満を持してご紹介できることが大きな喜びです。
髙橋さんのアチャマル村のコーヒーと共に、コーヒーの更なる奥深さが世界の人々に伝わって行きますよう願っています。ぜひ、その違いを味わってみてください。
高橋さん
世界初!!「超高圧熟成珈琲 RICO」とは?
深海1万メートル相当の水圧を使って『超高圧熟成』
「熟成珈琲」というと、焙煎前の生豆を長期間ねかせたり、世界で最高級の美味しさと称される「コピ・ルアク」のように、ジャコウネコの体内で熟成させて、独特の味わい、芳醇な香りやコクを出す方法等があります。

私たちは、地球上で一番深いマリアナ海溝と同じ深海1万メートル相当の水圧を使って『超高圧熟成』させることで雑味がなく、まろやかなコーヒーを創り出します。同じ豆でも異なる味わいを楽しむことができ、コーヒー好きの方なら、お試しいただきた熟成珈琲です。

また、ホットでも美味しく味わっていただけますが、冷めた時には、より香りや味わいに差がでる加工です。
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味の特長
  • 1何と言っても雑味のないクリーンカップ
  • 2ボディのしっかりしたコクのあるコーヒー
  • 3余韻が長いスッキリとしたあと味
  • 4程よい酸味と甘み
  • 5飲み口がソフト
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ご試飲いただいた方の感想
[生産者]株式会社KMC 代表 髙橋克彦 様
後味のまろやかさ、のどごしが非常によく飲みやすく、余韻まで楽しめました。
酸味より甘みがよく出ていて、ボディー感が感じられました。
非常に高品質な珈琲だと感じました。
[コーヒー豆焙煎専門店・東京虎ノ門・大正7年創業] 松屋珈琲店 畔柳 様
豆本来の酸味・甘みに加え、まろやかなコクもしっかり感じられる
奥行きのあるバランスの良い味であると感じました。
コーヒーの栽培環境
栽培地 ペルー共和国アマゾナス州 ロドリゲスデメンドーサ郡 チリモト地区 アチャマル村
人 口 300人
自然条件 平均気温21℃(最高23℃、最低18℃) 標高1,500m~1,900m
品 種 アラビカ種(ティピカ種など)
栽培方法 100%木陰栽培、 有機JAS認証取得(2014年)、フェアトレード認証取得(2014年)
収穫期 4月~11月
精選方法 100%手摘み、水洗式、天日乾燥、スクリーン・比重選別、電子選別
生産者 生産者組合「APRYSA」 代表 髙橋克彦
輸入販売業者 株式会社KMC 代表 髙橋克彦 (日本で2007年創業)
(K:顔の M:見える C:コーヒー)の意を表す
※ 髙橋さんは、2014年12月29日に日本のテレビ東京放映番組「なぜ ここに 日本人」で取り上げられています。