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超高圧でできること High Pressure
Processing

What’s HPP 超高圧製法(HPP)とは

超高圧は自然のちから

世界で一番深いといわれるマリアナ海溝の水圧に相当する100MPaから、さらに高い600MPaまでの超高圧で加工する技術です。

深海1万メートルの水圧(100MPa)を超えた超高圧の世界。海外では「HPP(High Pressure Processing)超高圧処理」が様々な食品に活用、商品化されており、日本国内でも各方面から注目されています。

  • 海外で展開中の超高圧(HPPジュース)製品
    生のフレッシュジュースよりも、新鮮で栄養価が高いとされている注目のHPP食品。
  • 超高圧製品に付けられているHPPマーク
    東洋高圧の装置や技術説明、東洋サプリで加工した原料、商品に対して「超高圧製法(HPP)マーク」をご使用いただくことができます。

What HPP can do 超高圧製法(HPP)でできること

超高圧製法では、非加熱殺菌や短期間での熟成、エキス化などが可能になり、新しい価値を創造します。

【殺菌】【熟成】【エキス化】【含浸】【軟化】【解凍】【低分子化】や、それらを組み合わせた相乗効果で、幅広い分野の素材を活かした新しい商品が生まれています。

1. 殺菌

非加熱で殺菌します

圧力により微生物の発育を抑制。生牡蠣など生鮮品の加工にも殺菌効果があり、調味料、ジュース、ジャム、ドレッシング、製菓など、天然の風味・香味を大切にする食品を中心に高圧殺菌が活用できます。

動画:賞味期限の延長技術

2. 熟成

熟成期間を大幅に短縮できます

わずか数時間から数日で従来と同等、またはそれ以上の一歩進んだ高付加価値の熟成商品さえ生み出すことも可能。肉やお刺身、ワイン、味噌など、また、香水などにも活用できます。

動画:熟成技術の料理への展開

3. エキス化

分解・エキス化します

「超高圧酵素分解」では高濃度な分解エキスの生成時間を大幅に短縮することができます。余分な熱をかけずにエキス化するため栄養素を損いにくいほか、ファイトケミカルといった、生野菜のままでは摂取しにくい栄養素を引きだすこともできます。

動画:エキス化技術の応用

4. 含浸

(左)常圧で20分間漬けたなすび
(右)100MPaで3分間漬けたなすび

短時間で含浸させることが可能です。360度全方向から均一に圧力をかけることで、素材の中に速く、中心まで液体を浸み込ませていくことができます。漬物や魚の餌などに展開されています。

5. 解凍

低温解凍や急速解凍が可能です

圧力を加えると、融点が変化することを活かして、低温での解凍や、解凍にかかる時間を短縮することができます。
解凍時に出てくるドリップを減らしたり、劣化を防ぐ技術として応用されています。